WebカメラでヘッドトラッキングしてETS2を遊ぶ
設定方法のメモ代わりに残しておく
TL; DR
Webカメラ
まずWebカメラについて。
私はLogicoolのC922nを買った。もっと安い3000円程度のWebカメラも売られているが、カメラの性能のせいでトラッキングに支障がでたら嫌だなと思ってミドルクラスくらいのものを買うことにした。 C922nは7500円くらいで、1080pで30FPS、720pで60FPSの撮影ができる。
ただ、実際のところtrackerに入れる画像はだいぶ縮小されるし(320 x 240がデフォルトだったり)、それでも精度良くトラッキングしているので、C270nのような安いやつで十分だと思う。
Opentrack
次にトラッキングのソフトについて。opentrackというオープンソースのソフトがよくできていた。
入手
Releasesからダウンロードできる。公式のドキュメントはWikiにある。
使い方
Inputは入力の設定でWebカメラの映像などをもとに顔をトラッキングするさまざまなソフトウェアを選ぶことができる。有名なのはPointTrackerかと思うが、私の環境では顔ではなく背後にある物を追跡してしまって全く機能しなかった。Inputで選べる他のソフトの1つであるneuralnet-trackerは機能した。
Outputはカメラのトラッキング情報をゲームにどう出力していくかの設定。ETS2の場合、デフォルトのfreetrackで十分だった。
Trackingの「Start」ボタンを押すとカメラが起動し、トラッキングが始まる。
設定
Mappingを開くとトラッキングと出力の関係性を調整できる。 左クリックで関数の点を増やし、右クリックで点を消すことができる。
私がデフォルトから変更したのはYawとXだった。
Yawが顔の左右の向きについて。私はある程度急上昇していくように設定することにした。 こうしないとゲーム内で左右を見たいときに自分自身が大きく顔を横向けなければならず、そうするとディスプレイを見づらくなるためである。
Xは左右の平行移動を意味する。ETSでは運転席から動かなくていいので感度をかなり弱めた。
結論
自分の好みに合う設定を見つける必要があったり、慣れが必要ではあるものの、結構使えるレベルだったと思う。
私のETSのプレイ体験はかなり良くなった。今後も使っていきたい。